相続放棄を考えるべきケースとは?(借金等の相続)

公開日::2025年12月17日

相続相談の内容

50代 女性

50代 女性

幼少の時に両親が離婚し、父とは50年間近く会っておりませんでした。ところが先日、腹違いの兄弟と名乗る方から、手紙を受け取りました。

父が亡くなり、彼らは父に借金があったため相続放棄をしたいとの事ですが、私も相続放棄を検討すべきでしょうか?どんな時に相続放棄をした方がいいのか、またその際の注意点を教えてください。

専門家の回答

相続放棄は、借金などマイナスの財産が多い場合や、財産状況が不明でリスクを避けたい場合に検討されます。

放棄するとプラスの財産も一切受け取れなくなるため、正確な財産状況の確認は非常に大切であるうえに、相続放棄は手続き期限もあるため、早めに専門家へ相談することが大切です。

井出 萌々香

専門家

井出 萌々香

トリニティ・テクノロジー株式会社 コンサルティング事業部

得意分野:生前対策/財産管理/民事信託/遺言作成/任意後見/死後事務委任