残された家族を困らせない。幸せな「人生のしまい方」と家族を守るための後悔しない準備
公開日:2026年3月30日
本記事は掲載時点の制度に基づいています。
「人生のしまい方」なんて、「まだ自分には早い」「死期が近づいてからやるもの」「縁起でもない」と誤解されている方が少なくありません。
しかし本来は、残りの人生を自分らしく安心して過ごすため、そして万が一の時に「残された家族が困らないようにする」ための、とても前向きな思いやりのある行動なのです。
SMBC京大スタジオの研究プロジェクトでは、京都大学と日本総研の研究者らが、“身じまい”に対するスタンスを分かりやすく2つのタイプに分けています。
- 「タツトリ」: 自分でしっかり準備しておきたい人(「立つ鳥跡を濁さず」の傾向を持つ人)
- 「ノトナレ」: 周りにお任せしたい、ついつい先送りにしてしまう人(「後は野となれ山となれ」の傾向を持つ人)
参考)SMBC京大スタジオ
誰もが生前・死後の尊厳を保つための持続可能な身じまい・意思決定とその支援
ある調査によると、気持ちの面では「タツトリ」でありたいと願いつつも、実際には70代以上の方でも約45%の人が「特に備えていることはない(ノトナレ状態)」というのが現実です。しかし、何の準備もしていないと、残された家族に重い決断や手続きの負担がのしかかってしまいます。
知っておきたい!
財産分割の決め方は「2択」しかない
終活の中でも、最も重要で、かつ家族間のトラブルになりやすいのが「お金・財産(相続)」のことです。
実は、亡くなった後の財産の分け方には、基本的に「2つの選択肢」しかありません。
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「遺言(ゆいごん・いごん)」にしたがって分ける
生前にあなたが「誰に」「どの財産を」渡すかをご自身の意思で決めておく方法です。 -
「遺産分割協議」で分ける
遺言がない場合、残された家族(相続人)全員で「誰にどう分けるか」を話し合って決める方法です。
なぜ「今から」の
アクション(遺言)が必要なの?
「うちの家族は仲が良いから、話し合い(遺産分割協議)で大丈夫」と思うかもしれません。 しかし、これが大きな落とし穴です。
いざお金のことになると、人情として「少しでも多く欲しい」「自分は親の介護で苦労したから多くもらう権利がある」と意見がぶつかりやすく、今まで仲の良かった家族が感情的な対立や親族間で争いを起こすケースが後を絶ちません。話し合いがまとまらないと、預金が引き出せなくなったり、実家が空き家のまま放置されたりする悲劇も起きてしまいます。
これを未然に防ぐ唯一の方法が、元気なうちに「遺言」を残しておくことです。「妻に自宅を」「長男に預金を」と具体的に決めておけば、家族が話し合いで揉める余地がなくなり、スムーズに手続きを進めることができます。遺言は、家族を争いから守る「最大の思いやり」なのです。
終活・相続の第一歩は
「J:COM」にご相談を
「よし、タツトリになって遺言を書いてみよう!」と思っても、法的に有効な遺言(特に安心・確実な公正証書遺言など)を自分一人だけで作るのは、ルールが厳格なためとても大変です。無理に自力で頑張りすぎず、プロの力を借りるのも一つの手です。
「終活や相続対策、何から始めればいいかわからない」と迷ったら、まずはJ:COMの「相続そうだん」をご活用ください。経験豊富なコンシェルジュが無料でご相談(1カ月1回15分まで)を承り、お客様の状況に合わせて、遺言の作成などをサポートしてくれる信頼できる専門家への橋渡しを行います。
大切なご家族のために、今日からできる「思いやりの遺言準備」を一緒に始めてみませんか?
本記事は掲載日時点の法令・制度に基づいて作成しています。法改正等により内容が変更されている場合があります。正確な情報や具体的な手続きについては、最新の法令をご確認いただくか、専門家へご相談ください。
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