【2025年最新】
工事不要の屋外防犯カメラの
選び方について解説!
要工事防犯カメラとの比較も
公開日:2025年7月31日

屋外用の防犯カメラと聞くと、配線工事や専門的な設置作業が必要と思われがちですが、近年は工事不要で手軽に設置できるモデルが多数登場しています。
本記事では、バッテリー式やソーラーパネル式など家庭でも簡単に導入できる「工事不要タイプ」の防犯カメラの特徴と、画質・安定性に優れた「要工事タイプ」との違いを比較しながら、それぞれのメリットや選び方をわかりやすく解説します。
工事不要の屋外防犯カメラとは
どんなもの?

屋外防犯カメラは配線工事なしで導入できる機種が増えており、最近では専門業者不要で簡単に導入できるカメラも登場しています。コンセントから電源を引っ張ってくるタイプだけではなく、バッテリーや電池でまかなうもの、ソーラーパネルを搭載したモデルや、映像データの通信もWi-Fiを使って無線で行えるカメラもあります。
タイプ | 特徴・メリット |
---|---|
ソーラーパネル式カメラ | 自動充電で電池交換不要/ランニングコストを抑えられる |
バッテリー式カメラ | 電源が不要で自由に設置可能 |
電源コンセント式カメラ | 安定動作で長時間監視に最適 |
工事不要で屋外に設置できる防犯カメラの種類

工事不要の防犯カメラは主に次の3タイプがあります。
- ソーラーパネル式カメラ:太陽光で発電・蓄電。電源が取れない屋外に最適。
- バッテリー式カメラ:充電または電池で駆動。自由度が高く設置しやすい。
- 電源コンセント式カメラ:安定供給で常時監視向き。設置場所は電源近くに限られる。
設置環境(電源の有無・日照条件)や管理の手間(充電や交換)を踏まえて選ぶのがポイントです。
本章ではこれらの防犯カメラの特徴について解説していきます。
ソーラーパネル式カメラ
ソーラーパネル式の防犯カメラは、太陽光を電気に変換し、蓄電した電力でカメラを動かします。
設置には電源工事が不要で、屋外や電源の確保が難しい場所にも設置可能です。発電効率はパネルの面積や角度、日照時間によって変動し、晴天時には1日で500W相当の発電が可能なモデルもあります。
また、多くのモデルでは蓄電用のバッテリーを内蔵しており、天候が悪い日でも長時間稼働が可能です。とくに無日照でも最大1週間の連続稼働が可能なモデルもあります。季節や設置環境に応じて、最適なパネル位置を調整しましょう。
バッテリー式カメラ
防犯カメラには、充電式のバッテリーを内蔵したタイプのカメラがあります。バッテリー内蔵型は電源工事不要で、玄関や物置、カーポートなど電源確保が難しい場所にも自由に設置できるのが特長です。フル充電でどのくらい稼働できるかは製品によって異なりますが、数週間~数カ月に一度の充電が必要になります。
なお、バッテリー内蔵型とは別に、乾電池で動作する電池式カメラもあります。こちらはさらに設置の自由度が高く、電源のない屋外にも対応可能ですが、定期的に電池交換が必要になります。
運用時は交換の手間や電池代なども考慮しておくと安心です。一部のモデルには残量が少なくなると通知してくれる機能もあり、電池切れのリスクを抑える工夫もされています。
電源コンセント式カメラ
電源コンセント式の防犯カメラは、コンセントから直接電力を供給して動作する方式です。常に電源が供給されるため、長時間の録画や24時間監視が必要な環境に向いています。バッテリー交換や充電作業が不要なため、日々のメンテナンスの手間が省けるのが利点です。
ただし、停電時には稼働が停止すること、設置場所がコンセントの位置に左右されること、そして電源コードが外観に影響する場合がある点には注意が必要です。
屋外防犯カメラの選び方

屋外防犯カメラを選ぶ際は、設置場所や利用環境に応じて「バッテリー式」か「ソーラーパネル式」など、電源を確保しやすいタイプを選びましょう。日陰や積雪の多い場所には充電式のバッテリー式、日当たりの良い場所ではソーラーパネル式が適しています。
また、画質では200万画素以上ならナンバーや顔の識別も可能で、夜間での識別性も上がります。さらに詳しく防犯カメラについて知りたいという方は以下記事もチェックしてみてください。
屋外用の防犯カメラの選び方は?種類や確認すべき機能・性能を紹介
バッテリー式とソーラーパネル式の比較
バッテリー式の防犯カメラは電源工事不要で、玄関・倉庫・庭先など幅広い場所に設置が可能です。バッテリー式の防犯カメラは、短期間での利用や移設が多い場所に向いていますが、定期的な充電や交換の手間がデメリットです。
ソーラーパネル式の防犯カメラは太陽光で自動発電し、電源確保が難しい畑・建設現場・イベント会場でも安定して稼働できます。一方で、天候や積雪の影響を受けやすく、日照の乏しい環境では性能が落ちるため注意が必要です。
日陰や冬場の積雪環境ではバッテリー式、広く日当たりの良い場所ではソーラーパネル式が適しています。
バッテリー式は手軽さ・移動性重視、ソーラーパネル式は電源不要・メンテナンスの少なさで選ぶのがポイントです。
画質と夜間撮影性能
防犯カメラの画質は、画素数と解像度によって異なり、識別できる距離に大きく影響します。100万画素(HD)では人物の姿は確認できますが、顔やナンバーの詳細な識別は困難です。200万画素(フルHD)になると、顔やナンバープレートが比較的はっきり映ります。400万画素(2K)ではさらに広範囲を高精度に監視でき、細かな特徴も捉えられます。800万画素(4K)では、デジタルズームでも画質の劣化が少なく、広範囲でも明瞭に記録できます。夜間性能については、赤外線照射が強力なモデルであれば最大50m先の撮影も可能です。高画素の機種ほど、夜間でも明瞭な映像が得やすくなります。
高画質で安定した録画映像が必要なら、
要工事の防犯カメラがおすすめ

録画の安定性や高画質を重視するなら、有線接続の防犯カメラが最適です。LANケーブルで通信するため映像の途切れや遅延が少なく、高解像度の録画にも対応可能となっています。LANケーブル1本でデータ通信と電力供給の両方を行える技術である「PoE給電」に対応した機種を選べば、電源配線の手間も省け、設置もスムーズに行えます。確実な記録や高品質な映像を求める場合には、有線タイプの導入を検討しましょう。
有線のほうが録画が安定する
有線タイプの防犯カメラは、LANケーブルを使って直接インターネットに接続するため、録画の安定性が高く、タイムラグが少ないのが特長です。無線タイプは設置が手軽な反面、電波干渉や通信障害によって映像が途切れるリスクがあるため、確実に記録を残す目的では不向きです。有線タイプは配線工事が必要なことがデメリットですが、PoE給電に対応したカメラを選べば、LANケーブル1本で通信と給電ができるので、工事の手間も軽減できます。
高画質映像の撮影が可能
高精細な映像を安定して録画したい場合、有線接続の防犯カメラが最適です。伝送速度が安定しているため、大容量の高画質データもスムーズにクラウドへアップロードが可能です。特に4Kなど高解像度の映像を記録する場合は、無線では画質劣化や遅延が発生しやすく、有線が圧倒的に有利です。
防犯カメラに関するよくある質問
屋外に設置する防犯カメラは電源が必要ですか?
設置場所によって異なります。電源コンセント式は安定動作しますが電源が必要です。
一方、バッテリー式やソーラーパネル式なら電源工事不要で、場所を選ばずに設置が可能です。
日照条件や交換・充電の手間を考慮して選びましょう。
防犯カメラの屋外工事はどのくらいの費用がかかりますか?
防犯カメラを屋外に設置する際の工事費用は、1台あたり約4万~10万円が相場です(カメラ本体の代金は別途)。ただし、高所への設置など特殊な作業が必要な場合は、足場や高所作業車の費用として追加で5万~10万円ほどかかることもあります。設置場所によって金額が大きく変動するため、事前の見積もりが重要です。
J:COMは手頃な価格で
ご家庭の防犯対策を実現
屋外用防犯カメラには、電源の取り方や設置方法、画質や録画方式などさまざまな選択肢があり、ご家庭の環境や目的に合わせて選ぶのが重要です。とはいえ、「設置の手間や費用が心配」「操作に自信がない」という方には、機器の選定から設置・サポートまで対応してくれるサービスを活用するのをおすすめします。
J:COMでは、設置から操作までがシンプルで、はじめての方でも安心して導入できる防犯カメラパックをご用意しています。
【主な特徴】
- フルHD対応(200万画素)で鮮明な映像を記録
- スマホからライブ映像や録画の確認が可能
- 動体検知ライト・暗視モード・双方向音声など多機能搭載
- PoE給電対応で電源ケーブルの設置がスムーズに
- IP56相当の防水・防塵性能で屋外でも安心
高機能ながら価格は非常に手頃で、防犯初心者でも導入しやすい構成になっており、長く安心して使える家庭向けモデルです。
商品詳細
モデル名 | 屋外用ネットワークカメラ01(UCJ01A) |
---|---|
撮影画角 | 水平118度、垂直70度、対角146度 |
解像度 | 200万画素 最大1920×1080(フルHD)※1 |
動画圧縮方法 | H.264 |
動体検知/検出範囲 | PIRセンサー(人感センサー)/最大 5m |
通信方式 | 有線LAN:PoE・IEEE802.3af 無線LAN:2.4GHz・IEEE802.11 b/n/g 準拠 |
電源 | PoE(クラス3) |
防塵防水性能 | IP56相当(PoEインジェクターは対象外) |
外部メモリ | microSD/SDHC/SDXCカード(最大256GB) |
提供アプリ | J:COM HOMEアプリ(無償提供) |
スマホ推奨スペック | Android14.0以上、iOS 15.0以上 |
外形寸法/重量(約) | W67×H104×D106mm(アンテナ、PoEケーブル、マウントを除く) 555g(microSD、PoEケーブル、PoEコネクタキャップを含む) |
- フルHDの画質をそのまま視聴するには、フルHD対応のスマートフォンが必要。表示画面の画素数が小さい場合は、自動で縮小され表示。
2台目以降もおトクな価格 | 料金 |
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1台目 | 月額 2,480 円(税込2,728円) |
2台目以降 | 月額 980 円 (税込1,078円) |
基本工事費(1台あたり) | 9,800 円 (税込10,780円) |
まとめ
屋外用防犯カメラは、配線工事が不要なタイプも豊富に登場しており、設置の手間や電源確保の心配が大きく軽減されています。電源不要で設置自由度の高いバッテリー式やソーラーパネル式、長時間安定した録画が可能な電源コンセント式など、利用環境に応じた選択が重要です。
画質や夜間性能もモデルによって大きく異なるため、目的に応じたスペック確認も忘れずにしておきましょう。防犯効果を高めるためにも、最適なカメラ選びを心がけてみてください。
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