支払方法で電気代が変わる! お得な支払方法とは?

公開日:2016年3月18日
更新日:2025年10月14日

支払方法で電気代が変わる! お得な支払方法とは?

私たちは小売電気事業者を選ぶ際、料金プランやサービスに目がいきがちですが、支払方法によってもお得なサービスがあります。
現在、電気料金の支払方法は口座振替、クレジットカード、スマホ決算、振込用紙での支払いの4通り。地域の電力会社※1のうち、中部・関西・四国のみ口座振替を選ぶと1カ月当たり55円割引(消費税10%込み、契約プランなどの条件あり、2025年9月末時点)になるサービスを行っています。一方、クレジットカード支払いやスマホ決済はポイントが貯まったり、キャッシュバックなどのサービスがあったりするので利用している方も多いでしょう。ポイント還元率の高いカードを選べばさらにお得です。

クレジットカード支払いで
ポイントも貯まる

現状、電気料金の支払いに関しては、口座振替、クレジットカード、スマホ決済、振込用紙のなかから選択できる企業が多いですが、どれがよりお得かは、条件によってまちまち。ちなみに口座振替割引サービスを実施している地域の電力会社※1の場合、月々の電気料金がそれほど多くない方は口座振替割引の方がクレジットカード支払いよりもお得となっています。反対に、電気代が高い方の場合――たとえば世帯数4人以上で、一戸建てに住んでいて、さらにオール電化にしているような電気をよく使う家庭の場合は、クレジットカード、スマホ決済が圧倒的にお得です。

ここで、地域の電力会社※1を例に、どれぐらいの電気代であれば口座振替とクレジットカードのどちらがお得かの目安を調べてみましょう(口座振替割引は月55円、クレジットカードのポイント還元率は一般的な0.5%で計算)。
総務省統計局の家計調査によると、2024年の単身世帯による電気代の月平均額は6,756円。この場合の割引額は、口座振替の55円に対し、クレジットカードは約34円となり、口座振替の方がお得となります。

一方、二人以上の世帯の電気代の月平均額は1万2,008円(同調査より)なので、割引額は口座振替の55円に対し、クレジットカードは約60円となり、クレジットカードの方が少しだけお得に。

なお、電気代が月額1万1,000円となった場合、口座振替、クレジットカード共に割引額が55円となります。どちらの支払方法を選ぶかはこの金額が目安。つまり、月額の電気代が1万1,000円未満なら口座振替、1万1,000円を越えたらクレジットカードでの支払いをした方が良いということになります。

J:COMの場合、日々の生活に欠かせないテレビ、インターネット、電話、そしてでんきとセットのプランを選べるため、ガス料金や水道料金、NHK受信料などの支払いも合わせれば、ほぼすべてをクレジットカードで支払うことができ、ポイントをより貯めることが可能です。また、請求はカード会社から一括請求となり、口座からの引き落とし日も統一されるため、家計管理が楽になるメリットもあります。

このように、支払方法によって電気料金を安く抑えられるだけではなく、ポイントやその他の付加サービスを受けられるケースもあります。どれが自分にとってもっともお得な支払方法なのか検討してみてはいかがでしょうか。

  • 旧一般電気事業者
  • 電気料金は消費税込で表記しています。

<出典>

  • 電力比較サイト エネチェンジ 「電気代の支払いはクレジットカード払いと口座振替、どちらがおトク!?」
    https://enechange.jp/articles/pay-by-credit-card-3