光コンセントとは?探し方や種類・設置場所について解説
公開日:2023年11月30日
更新日:2026年1月30日
光回線の開通工事をすると、自宅に光コンセントが設置されます。
光回線の通信のための機器を光コンセントに接続することで、インターネットが利用できるようになります。
光コンセントとは何なのか、どこに設置されるものなのかなど疑問をお持ちの方もいるかもしれません。
この記事では、光コンセントの役割、種類、設置場所などをひとつずつ解説します。光コンセントを理解して、インターネットをはじめるための準備に役立てていきましょう。
光コンセントとは
光コンセントは、光ファイバーケーブルを差し込む差込口です。
光回線の開通工事の際には、ONU(回線終端装置)という機器が自宅に設置されます。ONUは光回線の光信号を電気信号に変換する役割を持つ機器です。
ONUと接続した光ファイバーケーブルの反対側のコネクタは、光コンセントに差し込まれます。これによりONUと、自宅まで引き込んだ光回線が接続されることになります。
なお、光コンセントも開通工事の時に設置されます。賃貸アパート・マンションでは入居の時点で、光コンセントがすでに設置されていることもあります。
光コンセントの2つの種類と見分け方
光コンセントの種類としては、「一体型タイプ」と「分離型タイプ」の2種類があります。
一体型タイプとは、電源コンセント、モジュラージャック、テレビのアンテナ端子などがひとつのプレートにまとまっているタイプの光コンセントです。
なお、電源コンセントやモジュラージャックの見分け方は、差し込み口に書かれている文字で判別できます。差し込み口に「光」「LAN」という記載がなければ、モジュラージャックのコンセントになります。
分離型タイプとは、電源コンセントなどと分離されて設置されるタイプの光コンセントです。
それぞれの光コンセントの特徴を見ていきましょう。
一体型タイプ
光コンセントの一体型タイプとは、電源コンセント、モジュラージャック、テレビのアンテナ端子などがユニットとして一体になったタイプのものです。新築物件や、インターネット環境が整った物件でよく採用されており、現在では、もっとも一般的な光コンセントとして普及しています。
一体型タイプの光コンセントは、テレビ端子のそばにある電源コンセントや電話線用コンセントとまとめて設置されていることが多く、差込口に「LAN」や「光」と表記されています。
光回線を自宅に引き込む際には、多くの場合、電話用の配管などを通じて光ファイバーケーブルの引き込みが行われます。
配管を通って光回線が室内に引き込まれている時に、一体型タイプの光コンセントが設置されます。
分離型タイプ
電源コンセントなどと分離されて設置されるタイプの光コンセントです。
分離型タイプの光コンセントは、エアコンダクトや壁の配管を通して光ケーブルを室内へ引き込むケースでよく採用されます。既存のコンセント位置に左右されず、好きな場所へ設置できるため、パソコンを有線で使いたい方にとっては大きな利点です。
建物の環境によっては、ケーブルを壁に這わせて配線する露出配線になることもあります。露出配線の場合、一体型タイプではなく、分離型タイプの光コンセントが設置されます。
マンションの配線方式で変わる差込口の種類と見分け方
マンションでは、共用スペースまで引き込んだ光回線を、各部屋まで配線することで、インターネットが開通することになります。
共用スペースから各部屋までの配線は、光回線で配線する光回線方式、LANケーブルで配線するLAN方式、電話回線で配線するVDSL方式の3種類です。
配線方式によって、最大通信速度に違いがあり、壁に設置される差込口も異なります。
| 光配線方式 | LAN方式 | VDSL方式 | |
|---|---|---|---|
| 共用部分から各部屋までの配線 | 光回線 | LANケーブル | 電話回線 |
| 壁に設置される差込口 | 光コンセント | LANコンセント | モジュラージャック |
| 最大通信速度(下り) | 最大10Gbps | 最大100Mbps※ | 最大100Mbps※ |
お住まいの物件により、速度が異なる場合があります。
光回線方式では光コンセントが設置されますが、LAN配線方式ではLANコンセント、VDSL方式ではモジュラージャックがそれぞれ壁に設置されます。
配線方式によって壁に設置される差込口の種類は異なり、設置されている差込口の表記や形状を確認することで、ある程度判別できる場合があります。
マンションの場合、必ずしも各部屋まですべて光回線でつながるわけではないので、その点は理解しておきましょう。
光コンセントの探し方|設置されている可能性が高い場所
光コンセントがよく設置される場所としては、以下が挙げられます。
- 電話のモジュラージャックの近く
- エアダクトの近く
- コンセントの周り
- 「光」や「光コンセントSC」の表記 など
光ファイバーケーブルは通常、電話用の配管などを通じて引き込みが行われます。電話機を接続するためのモジュラージャックと一体になって設置されている可能性があるので確認してみましょう。
また、エアコンの付近にあるエアダクトを通じて光ファイバーケーブルを引き込むこともあります。その場合は、エアダクトの近くに光コンセントが設置されることが多いです。
そのほか、光コンセントは、電源コンセントとセットで設置されることが多いので、電源コンセントの周りなどを探してみましょう。
壁に設置されている差込口には、「光」「LAN」「TEL」などの表記が付いていることが多く、これらを確認することで差込口の種類を見分ける手がかりになります。
光コンセントがある時・ない時
の工事の違い
自宅に光コンセントがすでにある時とない時で、光回線を申し込みした後の工事の内容が異なります。工事内容の違いを以下で確認しておきましょう。
光コンセントがある場合の開通までの流れ
賃貸アパート・マンションの部屋にすでに光コンセントがある場合は、光回線が自宅に導入済みで、自宅での工事が不要になります。
この場合、基地局での切り替えのみで完了する無派遣工事となり、立会いが不要になるだけでなく、費用も安く済みます。
開通までの期間は申込内容にもよりますが、早ければ数日、長くても1~3週間程度が目安です。
ただし、築年数の古い物件などでは、開通までの期間が延びる可能性がある点に注意が必要です。
光コンセントがない場合の開通までの流れと費用
光コンセントが部屋にない場合、光回線への申し込み後に、自宅へ光回線を引き込むための開通工事が実施されます。工事の当日は立会いが必要となります。
光回線の申し込みから工事・開通までの流れは以下のとおりです。
- プロバイダーと回線事業者の選定
- Web申し込み
- 工事日程の調整
- 開通工事の立ち会い
- インターネットの設定
一般的に、工事には費用がかかりますが、事業者によっては割引やキャンペーンが適用される場合もあります。
申し込みから開通までは通常1~2カ月程度かかり、特に3~4月の繁忙期はさらに遅れる場合がある点には注意が必要です。工事時間は1~2時間ほどで、作業が問題なく完了すれば当日から利用開始できます。
光コンセントの場所を移動・増設するには?
専門業者による工事を行えば、光コンセントの場所を移動することができます。
光コンセントを移設する際は、家族の利用シーンを考えたうえで、最も使い勝手のよい位置に設置するのがおすすめです。
賃貸物件の場合は、壁への穴あけや配線工事を伴うケースがあるため、必ず大家や管理会社の許可を得る必要があります。勝手に工事をして、トラブルにならないように注意しましょう。
光コンセントは一つの契約で一つまでしか設置できないため、増設は基本的にできません。
複数設置するためには光回線を2つ契約する必要がありますが、月額料金が増えるだけになるため現実的ではないでしょう。
光コンセントの設置場所の具体例
光コンセントの設置場所でおすすめは以下の3箇所です。
- 家の中心部
家の中心部は、光コンセントの設置場所として最も適しています。Wi-Fiルーターの電波は円状に広がるため、中心部に設置することで家中に電波が均等に届き、どの部屋でも安定した通信が期待できます。
ただし、電磁波を発生するものが近くにある場合は、設置するのはおすすめできません。電子レンジなどが近くにあると、Wi-Fiの電波が途切れやすくなるからです。
それでも通信品質を重視する家庭にとっては、最も実用的な選択肢といえます。 - 固定電話の近く
固定電話を利用する予定がある家庭では、電話機の設置場所の近くに光コンセントを置くことをおすすめします。
光コンセント付近にはHGW(ホームゲートウェイ)が設置され、そこから電話機と接続するため、設置場所が離れていると長い電話線が必要となります。その結果、配線が目立ちやすくなったり、取り回しが悪くなることで配線トラブルが起こりやすくなったりする場合があります。
あらかじめ近くに設置しておくことで、配線をすっきりまとめやすくなり、機器周辺の管理がしやすくなる点がメリットです。できる限り光回線の引き込み位置と、固定電話の設置場所を近づけておくと、配線の負担を抑えられます。 - パソコン使用スペースの周辺
在宅ワークやオンライン学習などでパソコンを頻繁に利用する家庭では、使用する部屋の近くに光コンセントを設置するのがおすすめです。高速で安定した通信環境を得られるメリットがあります。
Wi-Fiルーターとパソコンの距離が近いほど電波が安定し、有線接続を使用したい場合もLANケーブルを短く引くだけで済み、部屋の見た目を損なわずに最適な通信環境を作れます。
よくある疑問
光コンセントのよくある疑問をまとめています。気になる疑問を解決していきましょう。
光コンセントは自分で設置できる?
光コンセントは利用者自身で設置することはできません。
光コンセントを取り付けるためには専門の資格が必要となります。取り付けのための知識があっても、資格なしで設置はできないので注意してください。
設置を失敗すると建物を傷つけることにもなるので、開通工事の際に資格を持った事業者に取り付けてもらうようにしましょう。
光コンセントにルーターを直接接続できる?
光コンセントにルーターを直接接続することはできません。
ONUを光ファイバーケーブルで光コンセントに接続した上で、ONUにルーターを接続します。光コンセントには光ファイバーケーブルのみ差し込みができ、ルーターからのLANケーブルは差し込みできません。
なお、ONUには光回線を伝わる光信号とパソコンなどで読み取りできるデジタル信号を変換する役割があり、その意味でもONUを介してルーターを接続する必要があります。
退去の時に光コンセントの撤去は必要?
賃貸物件を退去する時には、原状回復として光コンセントの撤去を求められることもあります。
光コンセントの撤去を求められた場合は、光回線の契約先での手続き方法に従って、撤去工事を実施しましょう。
インターネットを始めるなら
J:COMがおすすめ
インターネットの利用をはじめるなら、J:COM NETがおすすめです。
J:COM NETでは、戸建の場合、光回線を利用した「光1Gコース」「光10Gコース」 プランが選択可能です。高速で快適な光回線サービスが利用できます。
| コース | 1G | 10G |
|---|---|---|
| 月額利用料金(2年契約) | 月額5,610円(税込) | 月額6,160円(税込) |
| 割引適用(6カ月)※1 | 月額3,333円(税込) | |
| キャッシュバックによる実質月額(6カ月)※2 | 0円 | |
- 東日本・戸建住宅の場合の月額料金です。
- WEB限定スタート割により各コース月額利用料金(2年契約)から、1Gコース:6カ月連続2,277円(税込)、10Gコース:6カ月連続2,827円(税込)を割引。
- 加入特典のキャッシュバック20,000円分を1カ月3,333円(税込)の割引として換算した月額料金です。キャッシュバックには適用条件がございます。詳しくはこちら
最大1Gbpsの「光1Gコース」は実質月額0円から利用可能です。
光1Gコースは「WEB限定スタート割」の適用で、最初の6カ月間は月額3,333円(税込)になります。さらに、WEB申し込みで20,000円分※3のキャッシュバックがあり、6カ月間分は実質月額0円で利用できます。
また、提供エリア内であれば、光1Gコースよりも高速通信に対応するプランも選択できます。オンラインゲームなどで大容量通信をストレスなく利用したい方には「光10Gコース」がおすすめです。
なお、集合住宅の方は、J:COMのケーブル回線を利用した「J:COM NET 1Gコース」が利用可能です※4。
インターネットの利用をはじめたいと考えている方は、キャンペーンでお得に使えるJ:COM NETの高速インターネットをぜひご検討ください。
- キャッシュバックには適用条件がございます。詳しくはこちら
- お住まいのエリアによって、1Gコースをご利用いただけない場合があります。
まとめ
光コンセントは、ONUを接続する光ファイバーケーブルの差込口です。
光コンセントの種類としては、一体型タイプと分離型タイプの2種類があります。なお、マンションでは配線方式によって、光コンセントではなく、LANコンセントやモジュラージャックが設置されていることもあります。
光コンセントの設置場所としては、電話のモジュラージャックの近くやエアダクトの近くになることが多いので、光コンセントを探す時は重点的にチェックしてみましょう。光コンセントがすでに設置済であれば、開通工事は不要になることがあります。
なお、インターネットの利用をはじめるなら、キャンペーンでお得にインターネットが使えるJ:COM NETがおすすめです。ぜひ光コンセントを理解して、インターネット環境の導入などに役立てていきましょう。
「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
関連コラム
光回線の速度はどれぐらい?
平均的な速度や今すぐできる測定方法を紹介
公開日:2024年1月31日
更新日:2026年1月13日
光回線の速度は普通どれぐらいなのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。光回線の速度は、最大速度で1~10Gbps程度です。実測では、最…
続きを読む光回線の乗り換え方法を紹介!
その手順や開通までの期間、注意点をわかりやすく解説
公開日:2024年2月29日
更新日:2026年1月13日
光回線の乗り換えをすれば、料金が安くなったり、今より快適にインターネットが使えるようになったりなど、メリットが受けられる可能性があります…
続きを読む戸建てで光回線を利用するメリット・デメリット、
選び方を徹底解説
公開日:2024年2月29日
更新日:2026年1月13日
戸建てタイプの光回線とは、戸建て住宅にお住まいの方向けの料金プランです。戸建てに住む方が光回線を導入する時、「光回線にはどのようなメリット…
続きを読む大阪でおすすめの光回線は?
ネット回線を選ぶ時のポイントや申し込み方法、注意点も解説
公開日:2024年3月29日
更新日:2026年1月13日
大阪で光回線を契約予定で、申し込みの方法や契約先の候補を調べている方もいるかもしれません。光回線を契約するなら、サービスの選び方や契約の注…
続きを読むONU(光回線終端装置)とは?
モデム、ルーター、ホームゲートウェイとの違いを解説
公開日:2024年5月31日
更新日:2026年1月13日
光回線の契約の準備で「ONU」という言葉を耳にして、何のために利用する機器なのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。ONUは、回線を…
続きを読む光回線のルーターを接続して配線する方法は?
スマホやパソコンの接続設定も紹介
公開日:2024年6月28日
更新日:2026年1月13日
スマホやパソコンをインターネットに接続する際には基本的に、ルーターを設置して自宅に通信環境を構築することになります。光回線の利用を始める…
続きを読む- J:COM トップ
- サービス紹介
- 光回線ならJ:COM NET(インターネット回線)
- J:COM NETのお役立ちコラム
- 光コンセントとは?探し方や種類・設置場所について解説
