デュアルSIMとは?
種類やメリット・デメリット、上手な利用方法について紹介

公開日:2023年8月25日
更新日:2026年1月13日

プライベートと仕事を分けたい方は、プライベート用と仕事用でスマホを別々に持っている場合もあるでしょう。

デュアルSIMなら、2つのSIMで別々の電話番号を持つことができるため、スマホ1台で使い分けが可能です。

また、デュアルSIMの活用で、通信障害時のリスク回避やコスト削減にもつながるかもしれません。

この記事では、デュアルSIMの基本的な情報や、利用時のメリット・デメリットを解説するほか、デュアルSIMと相性の良い携帯会社も紹介するので、参考にしてください。

デュアルSIMとは
1台のスマホで2つの通信ができる機能

デュアルSIMは、2枚のSIMカードを1台のスマホで利用できる機能のことです。従来のスマホは通信を使い分ける場合に2台必要でしたが、デュアルSIMなら2つの通信が可能なため、用途によって通信の使い分けが1台のスマホでできます。

ただし、デュアルSIMはすべての機種で活用できるわけではなく、デュアルSIMに対応した機種が必要になるので、注意してください。

デュアルSIMの活用シーン

近年はデジタル技術の進展もあり、プライベートと仕事のように、スマホを使い分けている方もいるでしょう。

前述したように、デュアルSIMは1台で通信の使い分けができるため、汎用性が高いのが特徴です。

例えば、プライベート用を通信状態が良い大手キャリアにして、一方を仕事用としてMVNOのように、月額料金の安い通信業者にするとコストを抑えられる可能性があります。

また、災害時や通信障害発生時では、片方の回線が使えなくても、もう一方の回線も利用できるので、通信ができなくなるリスクを抑えられるでしょう。

近年はeSIM+SIMカードタイプが主流

デュアルSIMには主に2つのタイプがあります。

  • SIMカード+SIMカード
  • eSIM+SIMカード

eSIMとは、最初からスマホに組み込まれているSIMであり、遠隔で電話番号などの書き換えが可能です。

回線の開通にSIMカードの到着を待たなくて良く、手続き完了から比較的短時間でスマホの利用ができるといった特徴があります。

また、eSIMなら海外旅行でスマホの盗難にあった場合でも、物理的なSIMカードと異なり、簡単に取り出せないので安心です。

近年は「eSIM+SIMカード」タイプのスマホも多く、例えば「J:COM MOBILE」で取り扱っているiPhone 15やGoogle Pixel 8aなどの比較的新しい機種が該当します。

デュアルSIMの活用を考えて機種変更を検討しているのであれば、すぐに1回線を確保できるeSIM対応のスマホがおすすめです。

デュアルSIMの機能

ひとえにデュアルSIMといっても、機能が同じではありません。デュアルSIMには以下の4つの方式があり、特徴が異なるので把握しておく必要があります。

  • DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)
  • DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)
  • DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)
  • DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)

方式によっては、デュアルSIMの活用時に使い勝手が悪くなってしまう可能性があるので、理解しておきましょう。

DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)

DSSS は、2つのSIMのうち有効になっているSIMのみ利用が可能になります。

つまり、電話や通信の使用は、有効になっているSIMでしかできず、2回線の同時使用ができないということです。

また、SIMの切り替えは手動で行う必要があるだけでなく、有効になっていないSIMに着信があっても通知されないので、注意してください。

DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)

DSDS は2つのSIMで待ち受けが可能で、電話がかかってきた回線に自動で切り替えてくれる方式です。

ただし、電話を受けることはできても、2つの回線で同時に通話と通信ができないので、片方の回線で通話を開始すると、もう片方で通信ができなくなります。

また、2つのSIMで通信を行う場合、片方の回線の通信が遅くなる場合があるので、注意してください。

DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)

DSDV は、基本的な機能がDSDSと変わらないため、2つのSIMで同時に通話と通信をすることができません。

ただし、DSDSは2つのSIMで通信を行う場合、片方の通信が遅くなりますが、DSDVは両方とも安定して速い通信が可能なため、2つのSIMのデータ容量を効率的に活用できます。

DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)

DSDAはDSDVが持つ特徴に加え、2つのSIMで通信ができるようになっており、既存のデュアルSIMの方式の中でも高性能といえます。

例えば、2つのSIMで別々に、通話に特化したプランとデータ通信に特化したプランに加入している場合、通話料金が安い方のSIMで通話をしながら、もう一方のデータ通信に特化したSIMで動画を視聴するという使い方も可能です。

デュアルSIMのメリットとデメリット

ここでは、デュアルSIMのメリットとデメリットを紹介します。デュアルSIMの利用を考えている方は、メリットとデメリットを把握しておきましょう。

デュアルSIMのメリット

デュアルSIMの主なメリットは以下です。

  • 用途によって使い分けが可能
  • 2つの番号を持てるため、2台持ちの必要がない
  • 料金を抑えられる可能性がある
  • 災害時や通信障害時にリスク分散ができる

デュアルSIMは、2つのSIMに別々の電話番号を持てるので、片方をプラベート、もう一方を仕事用といったように、スマホを使い分けたい方でも、2台持つ必要がありません。

また、通信会社によってプランが異なっているので、片方のSIMを通話料金の安いプランにして、一方をデータ通信に特化したプランにするなど、組み合わせ次第ではスマホの料金を抑えられる可能性があります。

さらに、デュアルSIMは回線が別々のため、災害時や通信障害で片方の通信が利用できない場合でも、もう一方の通信が利用できる可能性が高くなり、スマホが使えなくなるリスクを回避できるでしょう。

デュアルSIMのデメリット

デュアルSIMの主なデメリットは以下です。

  • デュアルSIMに対応したスマホが必要
  • SDカードが使えなくなる場合もある
  • 3G回線のサービス終了に注意が必要

デュアルSIMを利用するには、デュアルSIM対応のスマホが必要になります。

また、スマホがデュアルSIMに対応していても、SIMカードのトレイがSDカードと共用の場合は、2枚目のSIMカードを利用するとSDカードが使えなくなる場合があるので、注意しなくてはいけません。

なお、デュアルSIMの方式には、3G回線を利用するものもありますが、大手キャリアが3G回線のサービス終了を発表しているので注意が必要です(3G回線とは、携帯電話における通信規格で4Gよりも通信速度が遅い回線のことです)。

キャリア 3G回線のサービス終了時期
KDDI 2022年3月31日終了済み
ソフトバンク 2024年1月31日終了予定
ドコモ 2026年3月31日終了予定

3G回線を利用する方式の機種を利用している場合は、サービスの終了時期を把握して、2つのSIMで4Gや5Gが利用できる機種に変えておくのがおすすめです。

デュアルSIMの利用までの流れ

デュアルSIMを利用する手順は以下です。

  1. デュアルSIM対応スマホを用意する
  2. 携帯会社と契約をしてSIMカードを用意する
  3. スマホにSIMカードを挿入して設定する

前述したように、デュアルSIMを利用するには、デュアルSIM対応のスマホが必要なので、使用中のスマホがデュアルSIMに対応しているのか確認してください。

また、スマホが用意できても、SIMカードがなくてはデュアルSIMを利用できないため、携帯会社との契約を済ませておくと良いでしょう。

なお、デュアルSIMは、SIMの種類や組み合わせ、携帯会社によって設定方法が異なる場合があるので、確認するようにしてください。

デュアルSIM対応のスマホ

最新の機種であれば、多くのスマホがデュアルSIMに対応しており、iPhoneに関しては、iPhone 13以降のシリーズならeSIMにも対応しています。とはいえ、最新機種は価格も高額になるので、購入に足踏みする方もいるかもしれません。

そこでおすすめなのが、旧型機種のスマホの利用です。最新機種以外で、デュアルSIMに対応しているスマホには以下のようなものがあります。

  • iPhone SE(第3世代)
  • Samsung Galaxy A25 5G
  • Google Pixel 8a など

旧型機種といっても、画質や機能が十分なものもあるので、スマホの機種代を抑えてデュアルSIMを活用したい方は、最新機種以外の購入を検討してみるのがおすすめです。

「J:COM MOBILE」なら
デュアルSIMとの相性が良い

デュアルSIMを活用するなら、月額料金を抑えられる「J:COM MOBILE」がおすすめです。

「J:COM MOBILE」は、契約解除料や契約期間の縛りなしで、データ容量1GBなら月額1,078円(税込)で利用可能です(別途ユニバーサルサービス料、および通話料などが発生)。

そのため、SIMのひとつを着信専用にするといった場合は、コストを抑えられる可能性があります。

データ容量
月額料金
セット割適用時
(6カ月間)
2026年5月31日まで
2026年6月1日以降
1GB
5GB
980
(税込1,078円)
1,280
(税込1,408円)
5GB
10GB
1,480
(税込1,628円)
1,780
(税込1,958円)
500
(税込550円)
10GB
20GB
1,980
(税込2,178円)
2,280
(税込2,508円)
1,000
(税込1,100円)
20GB
30GB
2,480
(税込2,728円)
2,780
(税込3,058円)
1,500
(税込1,650円)
50GB
60GB
3,480
(税込3,828円)
3,480
(税込3,828円)
2,500
(税込2,750円)
データ容量
1GB
5GB
10GB
20GB
50GB
5GB
10GB
20GB
30GB
60GB
月額料金
2026年5月31日まで
980
(税込1,078円)
1,480
(税込1,628円)
1,980
(税込2,178円)
2,480
(税込2,728円)
3,480
(税込3,828円)
2026年6月1日以降
1,280
(税込1,408円)
1,780
(税込1,958円)
2,280
(税込2,508円)
2,780
(税込3,058円)
3,480
(税込3,828円)
セット割適用時
(6カ月間)
500
(税込550円)
1,000
(税込1,100円)
1,500
(税込1,650円)
2,500
(税込2,750円)
  • 2026年6月1日以降もセット割適用時の料金に変更はございません。割引期間終了後に新料金に移行となります。
    セット割(J:COMモバイル)の適用条件はこちら
  • 今回の変更に伴い、オプションにてご提供中の「迷惑電話・メッセージブロック」サービスを6月より無料でご提供いたします。詳しくはこちら
  • 別途ブロードバンドユニバーサルサービス料・電話ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料および通話料・SMS通信料などが必要。
  • 月額料金はセット割(J:COMモバイル)適用終了後の価格になります。
  • 契約事務手数料3,000円(税込3,300円)が必要。(AプランSUを除く)ただし同時にそのほかのJ:COMサービスを新規・サービス追加で加入すると、J:COM MOBILEの契約事務手数料が免除となる場合あり。
データ盛の概要
モバイルとJ:COMの他サービス(電気、テレビ、ネット※WiMAXを含む、固定電話)いずれか1つご契約でデータ増量
  • 対象者は自動で適用されます。
  • 家族全員に適用されます。
  • 余ったデータ容量は繰り越しできます。
  • eSIM(AプランSU)の場合はJ:COMパーソナルIDと契約者IDが同じ場合のみ適用。
データ盛の詳細はこちら 閉じる

また、J:COMのほかのサービスと一緒に契約すれば「データ盛※1」が適用され、月額1,078円(税込)で5GBまでデータ制限なく利用できてお得です。

さらに、J:COM ではiPhone 15やSamsung Galaxy A25 5G、Google Pixel 8a などデュアルSIM対応の機種もSIMとセットで提供しているので、契約と機種代を抑えたスマホの購入がワンストップでできます。

  • データ盛適用で1GBがデータ増量で5GB、5GBがデータ増量で10GB、10GBがデータ増量で20GB、20GBがデータ増量で30GB、50GBがデータ増量で60GB。適用条件はこちら

まとめ

デュアルSIMは、1台のスマホで2つの番号が持てるため、プライベート用と仕事用のような通信の使い分けが可能なほか、災害・通信障害時のリスク回避やスマホ代の削減にも期待できます。

ただし、デュアルSIMの利用には、デュアルSIM対応のスマホが必要になるので、覚えておきましょう。

また、デュアルSIMには4つの方式があります。各方式によって特徴が異なるため、内容を理解して利用するようにしてください。

自分のライフスタイルに合わせた組み合わせを探して、デュアルSIMを有効活用してください。

「J:COM MOBILE」は1GBのデータ容量なら、月額1,078円(税込)で利用できます。

例えば、仕事の着信メインでSIMを利用したい場合など、料金を抑えられる可能性があるのでデュアルSIMとの相性もバツグンです。

デュアルSIMの活用を考えている方は、この機会にぜひ「J:COM MOBILE」をご検討ください。

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