あたらしいを、あたりまえに J:COM

各地域での取り組み

被災された地域の方々への支援

いつ起こるか分からない災害。
J:COMでは、災害への備えとして自治体・市民の方々と連携した防災訓練や、被災された地域の方々への様々な支援活動を行っています。災害による被害を少しでも防ぎ、市民の方が安心で安全な暮らしを実現できるように、 今後も取り組んでまいります。

令和元年台風第15号・第19号災害(2019年9月・10月)

コミュニティチャンネルの取り組み

2019年9月9日(月)に関東地方に上陸した「令和元年台風第15号」は、長期間にわたり千葉県に甚大な被害をもたらしました。また、翌月には「令和元年台風第19号」が相次いで発生し、2019年10月12日(土)から13日(日)にかけ、関東地方や東北地方などで記録的な大雨となりました。

J:COMチャンネルでは、台風上陸前からテレビ画面上にL字放送で注意喚起の情報提供を開始。台風が通過し被害の大きさが徐々に明らかになってからは、台風第15号・第19号の「関連情報特別番組」を生放送でお送りしました。被害状況や川の増水・冠水の様子など、各地域へ細やかな情報を発信しました。

そして、テレビの生放送とともにJ:COMの地域情報アプリ「ど・ろーかる」でも番組を同時配信し、被災してテレビが見られない方でもスマートフォンで情報を受け取ることができるようにしました。

また、発災時の情報配信に加え、J:COMチャンネル「デイリーニュース」にて全国に向けて「募金オンデマンド」の告知をおこない、台風第15号・第19号の災害義援金を募りました。

アプリでも生中継し、地域に合わせ情報を発信

  • ※画面は2019年当時のもの

災害情報のほか、ライフライン情報、交通情報など日々の生活に関わる情報も継続的に放送

オンデマンドを活用した募金活動を実施。
詳細はこちらをご覧ください。

地域法人・局の取り組み(千葉セントラル局・木更津局)

千葉セントラル局は千葉市との災害時の支援協定に基づき、 9月10日(火)~13日(金) に協力要請を受け、水(ペットボトル) 184 ケースを老人ホームや公民館、区役所などへ輸送しました。
木更津局は木更津市との災害時の支援協定に基づき、9月12日(木)~ 21日(土)に協力要請を受け、支援物資を公民館など16拠点へ輸送しました。

搬送した主な物資

ブルーシート12,630枚、土のう27,100個
水(ペットボトル)150箱
その他食料品

支援物資の提供

君津市:水36 箱 、トイレットペーパーなど
富津市:水16 箱 、携帯充電ケーブル50本など

  • ※「災害発生時における地域支援のための人員及び車両等の提供に関する協定」・・・行政が行う災害対策に人的(従業員)・物的(保有する車両等)両面で支援協力するもの。

千葉セントラル局・木更津局にて約1000世帯のお客さま宅へ訪問をおこない、水やタオルを配布しました。

浸水被害に遭いお手持ちのタオルが全て濡れているという方も多く、新しいタオルの配布についてとても喜んでいただきました。

また、停電が続く地域のお客さまへ、上記の物資に加えて充電済のモバイルバッテリーや手巻きラジオをお渡しするなどの支援をおこないました。

木更津局の局舎では、ご希望の方へ携帯電話の充電対応を実施。台風の影響が続く期間については、休日の臨時オープン・営業時間の延長等をおこないました。

平成30年北海道胆振東部地震(2018年9月)

コミュニティチャンネルの取り組み

2018年9月6日(木)午前3時7分、震度7の北海道胆振東部地震が発生。
「J:COMチャンネル札幌」では、地震関連情報をL字画面にて放送を開始、また、J:COMの地域情報アプリ「ど・ろーかる」でも同時配信し、スマートフォンでも地域密着情報を得られるようにしました。

離島を除く北海道全域で停電した中、午前10時30分から「札幌スタジオ」より緊急生放送を実施。
被害概況や気象台会見、避難所情報、ライフライン(交通・断水給水・病院)などの最新情報を、1~2時間おきに生放送しました。

9月7日(金)からは、J:COM関東エリアの応援体制により、千葉県の「浦安スタジオ」からも、「J:COMチャンネル札幌」の放送を開始。
札幌のスタッフと協力しながら、継続的に北海道の皆さまへ情報発信を続けました。

関東の応援体制により、千葉県「浦安スタジオ」から「J:COMチャンネル札幌」の放送を実施

携帯電話充電サービスを実施

避難所にテレビを設置・Wi-Fi環境整備

地域法人・局の取り組み(札幌局)

札幌局は、社屋前に携帯電話の無料充電コーナーと大型テレビを設置し、停電が続く地域の皆さまへの支援を行いました。
また避難所には、テレビとJ:COM公衆Wi-Fiを設置し、避難されている皆さまが常に最新情報を収集できるように支援しました。

9月9日(日)には、プロバスケットボールB.LEAGUEのチーム「レバンガ北海道」の選手と連携し、バナナ3,000本を無料配布しました。 この模様は、J:COMチャンネル札幌の地震特別番組で生中継しました。

お客さまからのお言葉

SNSでは、J:COMの取り組みに対する好意的な投稿をいただき、私どもの励みとなりました。

  • J:COMチャンネル必要な情報だけ紙芝居で与えてくれてありがたい。ローカル情報が探したり選別する必要もなくほいほい入ってくる。見逃しても繰り返し放送してくれる。
  • J:COMチャンネルが24時間淡々と流している震災関連の生活情報が一番役立つのでは?と思う今日この頃
  • 電気復旧したあとに情報収集としてテレビ入れてたんだけど、どこよりも有りがたかったのは札幌局のローカル番組。避難所とか断水情報をずっと流してくれた。土砂崩れの悲惨な現場も映らなくて必要な情報が一番穏やかに見れた。感謝

平成28年熊本地震(2016年4月)

コミュニティチャンネルの取り組み

2016年4月14日(木)午後9時26分、震度7の熊本地震(前震)が発生。
熊本局の社屋に被害はありましたが、熊本スタジオと調整室の運用は可能でした。

午後11時から、「J:COMチャンネル熊本」にて災害放送を開始し、翌日まで継続的に現場映像や災害情報の放送を続けました。

4月16日(土)午前1時25分、前震から28時間後には、震度7の本震が発生。
社屋は甚大な被害を受け、また熊本スタジオも早期の復旧は不可能な状態になりました。
そのため、本震後は、社屋の外を臨時スタジオにして放送を開始。
午前11時15分から、「J:COMチャンネル熊本」にて災害放送を再開し、被害にあわれた熊本の皆さまに役に立つ情報を継続的に発信しました。

<前震時>被害を受けながらもスタジオと調整室の運用は可能で災害放送を継続

<本震後>社屋の外を臨時スタジオにして放送再開

継続的に災害放送を実施、静止画生活支援情報を放送

被災地に必要な情報の各種取材

被災された方が今必要とする情報を各種取材し、被災者の生活支援になる短尺VTRを数多く制作、放送しました。

  • エコノミークラス症候群予防体操
  • 義援金詐欺の注意喚起
  • 地震保険の手続き

など

平成27年9月関東・東北豪雨災害(2015年9月)

コミュニティチャンネルの取り組み

2015年9月10日(木)から発生した「平成27年9月関東・東北豪雨」では、関東地方北部から東北地方南部へ豪雨による甚大な被害をもたらしました。
19河川で堤防の決壊、67河川で氾濫等が発生し、土浦ケーブルテレビサービスエリアの常総市では、道路が浸水し全域で通行止めになるなど、大きな被害を受けました。

「J:COMチャンネル茨城」では、9月10日より、防災協定締結自治体の防災関連窓口及び災害対策本部より情報収集し、各自治体から発信された冠水・道路通行止め・がけ崩れ・避難勧告・河川水位等の情報をL字画面による放送で情報提供を続けました。
(土浦市・牛久市・龍ケ崎市・取手市・常総市・阿見町・かすみがうら市・つくばみらい市・美浦村・つくば市・守谷市・石岡市・利根町)

9月20日(日)~9月25日(金)には、「J:COMチャンネル茨城」で茨城県災害関連情報特別番組を生放送しました。 水道・電気の開通状況、鉄道運行情報、道路の規制状況、生活関連情報等のライフライン情報など、生活者目線、避難者目線で情報収集し、日々変わる情報を継続的にご提供しました。

災害情報のほか、ライフライン情報、交通情報など日々の生活に関わる情報も継続的に放送

地域法人・局の取り組み(土浦ケーブルテレビ)

土浦ケーブルテレビでは、9月13日にサービスエリア内のお客さま宅を訪問し、被害状況を確認しました。
9月15日からは、避難勧告・避難指示の871世帯のお客さま宅を訪問し、水没機器の無償交換や減免措置などをご説明しました。
電話機の水没も多く、電話機やタオルの配布支援は、お客さまからとても喜ばれました。

お客さまからのお言葉

  • J:COMからの電話機プレゼントで今日から電話がつながり助かった。
  • タオル一枚しかなく、困っていたので助かった。
  • コミチャンで常総市内の様子が見られて良かった。
  • 電話がつながり、親戚とも連絡がとれた。
  • 一軒一軒訪問してくれて助かった。
  • 何度も来てくれてうれしかった。

高槻市全域大防災訓練(2019年2月)

特別番組『高槻市全域大防災訓練「みんなでつなごう地域と防災の輪」~大阪府北部地震を教訓に~』

高槻市では、自然災害を通じて得た教訓を生かし、市民一人ひとりが自助・共助の意識をさらに高めることを目的とし、大規模地震の発生を想定した全市民対象の防災訓練を実施しました。

番組では市内に設けられた避難所の運営訓練を中心に、実践に即した訓練の模様を生中継、またJ:COMの地域情報アプリ「ど・ろーかる」でもライブ配信し、放送と通信の両軸で広く市民の皆さまへお届けしました。

消防救出訓練

アプリでの生中継

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