iPhoneがWi-Fiにつながらない原因と
14の解決策を紹介

iPhoneで動画やオンラインゲーム、SNSなどを楽しんでいる時、突然Wi-Fiがつながらなくなってしまった経験がある方もいるでしょう。iPhoneやWi-Fiに不慣れな場合、どこに問題があるかわからず、すぐに解決できないこともあると思います。

この記事では、iPhoneでWi-Fiがつながらない原因とその解決策を紹介します。iPhoneやWi-Fiの仕組みを知り、問題の解決に役立ててください。

iPhoneでWi-Fiがつながらない原因

iPhoneがWi-Fiとつながらなくなる原因はいくつかの問題が考えられますが、大きく以下の3つに分けられます。

  • iPhoneの設定の問題
  • Wi-Fiルーターとの接続の問題
  • インターネット回線の問題

例えば、iPhoneのWi-FiスイッチがオフになっているとWi-Fiとつながらなくなってしまいますし、Wi-Fiルーターの置き場所や周波数帯の問題でWi-Fiがつながりにくくなる場合も考えられます。

次の章から問題ごとに解決策を紹介するので、ぜひ試してみてください。

なお、問題がどこにあるか大まかに見当をつけたい場合は、ほかの端末でWi-Fiにつながるか確認しましょう。

ご利用中のiPhoneだけがつながりにくい時は、iPhone自体に問題がある可能性が高いです。そのため、「①端末編」の解決策をまず試してみましょう。

ご利用中のiPhoneだけでなくそれ以外の端末でもWi-Fiとつながらない時は、「②ルーター編」「③インターネット回線編」の解決策をご覧ください。

iPhoneでWi-Fiがつながらない時の
解決策①端末編

iPhoneの設定が問題でWi-Fiがつながらない場合の解決策を紹介します。画像を交えながら説明するので、ひとつずつ確認していきましょう。

Wi-Fiのスイッチをオン・オフする

Wi-Fiのスイッチをオン・オフするとiPhoneとWi-Fiルーターを再接続でき、つながらない問題が解消される場合があります。

Wi-Fiスイッチをオン・オフする場合は、ホーム画面で「設定」アプリを開きます。そうすると、下記の画面が表示されます。

次にメニューにある「Wi-Fi」をタップしましょう。「Wi-Fi」をタップすると、以下の画面に遷移します。

Wi-Fiのスイッチがオンになっていると、上のように緑色に表示されます。緑色の部分をタップしてみましょう。

そうすると、上のような画面に切り替わります。これで、Wi-Fiはオフの状態です。

もう一度スイッチをタップし、スイッチが緑色に点灯してネットワーク名の右側に青いチェックマークが表示されたら、Wi-Fiの再接続は完了です。

なお、Wi-Fiのオン・オフはコントロールセンターからも可能です。

iPhone SE、iPhone 8以前の機種でコントロールセンターを開く場合は、画面の下端から上にスワイプします。iPhone X以降の機種では、画面の右隅から下にスワイプすると、以下の画面が表示されます。

Wi-Fiマークが青く点灯していたら、Wi-Fiはオンになっています。一度タップしてオフにし、再度オンにして再接続してみましょう。

iPhoneを再起動する

iPhoneの再起動は、iOSや端末が一時的な不具合を起こした場合に有効な解決策です。特に、iPhoneを長時間利用していると端末内部に熱がたまる、iOSにエラーが出るなどの問題が生じる場合があるので、試してみると良いでしょう。

iPhoneの再起動方法は機種により違いがあります。iPhone X、11、12、13 以降の機種の場合は、「片方の音量調節ボタン」と「サイドボタン」を同時に長押しし、電源オフスライダをドラッグします。30秒ほど待ったあと、サイドボタンを長押しすると再起動が完了です。

iPhone 6、7、8、SE (第 2 または第 3 世代)の機種では「サイドボタン」のみを長押しし、電源オフスライダをドラッグしましょう。こちらも30秒ほど待ったあと、サイドボタンを長押しすると再起動を行えます。

機内モードをオフにする

iPhoneは機内モードをオンにすると、基本的にBluetooth以外の無線通信がすべて使えなくなります。誤ってオンにしてしまう場合もあるので、コントロールセンターを確認し、機内モードをオフにしましょう。

機内モードがオフの場合、以下のように飛行機のかたちをした「機内モード」ボタンは点灯していません。

一方、機内モードがオンの場合、ボタンはオレンジ色に表示されます。

コントロールセンターを確認し、オレンジ色に表示されていたら、ボタンをタップしてオフにしてください。

なお、機内モード中にWi-Fiを使いたい時は、機内モードをオンにした状態でコントロールセンターのWi-Fiをタップしてオンにすると、Wi-Fiと接続できます。

ただし、一度機内モード中にWi-Fiをオンにすると、iPhoneが記憶して次回以降も機内モードでWi-Fiがオンになるため、注意しましょう。

パスワードを確認する

Wi-Fiルーターがパスワードで保護されている場合、iPhoneで接続する際にはパスワードの入力が必要です。もしパスワードを間違って入力してしまうと、当然のことながらWi-Fiと接続できません。

パスワードの入力が間違っていてWi-Fiルーターと接続できていない場合などは、「設定」アプリを開いて「Wi-Fi」をタップすると以下のような画面が表示されます。

Wi-Fiのスイッチはオンになっていますが、接続していることを示す青いチェックマークは表示されていません。つまり、Wi-Fiルーターと接続できていない状態です。

上の画像のグレーの部分には、Wi-Fiルーターの名前(SSID)が表示されています。SSIDのなかから、接続したいWi-Fiルーターを選んでタップしましょう。すると、以下の画面が表示されます。

Wi-Fiルーターのパスワードを確認し、入力してください。なお、アルファベットを入力する場合は大文字・小文字の違いに注意しましょう。

Wi-Fiルーターに近づいてみる

Wi-Fiルーターの電波が届く距離にいない場合は、iPhone はWi-Fiルーターを認識することができません。「設定アプリ」を開いて「Wi-Fi」をタップし、接続したいWi-Fiルーターの名前(SSID)がない時は、Wi-Fiルーターに近づいてみましょう。

そのほか、Wi-Fiルーターの置き場所の問題で電波が弱くなっている場合もあります。次の「ルーター編」でWi-Fiルーターの置き場所を解説しているので、あわせて参考にしてください。

iPhoneを修理に出す

iPhoneの端末自体が故障している場合は、iPhoneの修理を検討してみましょう。例えば、「画面の表示がおかしい」「ボタンが反応しない」などそのほかの症状を伴うケースでは、端末自体が故障している可能性もあります。

iPhoneの修理はApple正規サービスプロバイダやApple Storeなどで受け付けています。持ち込みのほか、配送での修理が可能な場合もあるので、利用しやすい方法で修理を依頼しましょう。

iPhoneでWi-Fiがつながらない時の
解決策②ルーター編

iPhoneがWi-Fiとつながらない場合、Wi-Fiルーターとの接続が原因となっているケースも考えられます。以下では、Wi-Fiルーターが原因の場合の解決策を紹介します。

Wi-Fiルーターの置き場所を変える

Wi-Fiの電波は、通常、ルーターを中心に360°方向へ届けられています。各部屋に効率的に電波を届けたい場合は、家の中心あたりにWi-Fiルーターの置き場所を変えてみましょう。

また、Wi-Fiの電波は、障害物や電波干渉に弱い性質があります。Wi-Fiルーターの置き場所は、水槽や花びんの近く、電子レンジなどの近く、金属製のラックなどの近くは避けることも、Wi-Fiとつなげやすくするコツです。

周波数帯を変える

Wi-Fiルーターは、主に2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯を利用しています。

2.4GHz帯は5GHz帯より遠くに届きやすいですが、電子レンジなどの電波と電波干渉を起こしやすい周波数です。一方、5GHz帯は高速通信が可能で電波干渉を起こしにくい反面、壁や天井などの障害物に弱い側面があります。

iPhoneがWi-Fiとつながりにくい時は、iPhoneの「設定」アプリの「Wi-Fi」で周波数帯を変更してみましょう。

一般的に、5GHz帯の場合はWi-Fiルーターの名前(SSID)に「5G」または「A」、2.4GHz帯の場合はSSID内に「2G」または「G」と表記されます。この場合、接続するSSIDを変更することで周波数帯を切り替えられます。ただし、Wi-Fiルーターの設定でそのような表記がない場合もあります。

「Wi-Fiルーターと同じ部屋にいる」「電子レンジなどと電波干渉がある」ケースでは5GHz帯がおすすめです。また、Wi-Fiルーターが1階でiPhoneを2階で利用する時は、2.4GHz帯のほうがつながりやすい場合もあります。

Wi-Fiルーターを再起動する

Wi-Fiルーターは長期間の連続使用による帯熱、アクセスログの蓄積などで、一時的な不具合が生じる場合があります。このような場合は、Wi-Fiルーターを再起動してみましょう。

Wi-Fiルーターの再起動は、電源コードを一度抜き、しばらく待ってから電源を入れて再起動する方法があります。ただし、機器により方法には違いがあるので、事前にWi-Fiルーターの取扱説明書を確認しておきましょう。

機器をつなぐケーブルを確認する

Wi-Fiルーターをつなぐケーブルが抜けていたり、緩んでしまったりした場合も、Wi-Fiルーターが正常に作動しなくなる原因となり得ます。そのため、機器をつなぐケーブルも確認してみましょう。

なお、ケーブルの抜き差しは電源をオフの状態で行います。Wi-Fiルーターの再起動をする時にあわせてケーブルもチェックすると良いでしょう。

ネットワーク設定をリセットする

Wi-Fiのネットワークに何らかの問題がある時は、接続しているWi-Fiのネットワーク設定を一度削除し、再接続してリセットする方法も有効です。

ネットワーク設定のリセットは、iPhone側で行います。

「設定」アプリから「Wi-Fi」をタップし、接続しているWi-FiルーターのSSIDをタップしてください。そして、画面上部に表示された「このネットワーク設定を削除」をタップすると、ネットワーク設定を削除できます。

その後、ネットワーク設定を削除したWi-FiルーターのSSIDをタップし、パスワードを入力すると再接続が可能です。

アクセスポイントを増やす

自宅の構造上どうしてもWi-Fiの電波が届きにくい場所がある時は、メッシュWi-FiなどでWi-Fiへのアクセスポイントを増やす方法も有効です。

アクセスポイントを増やす方法には、中継器を設置するほか、メッシュWi-Fiを構築する方法があります。

Wi-Fiルーターを替える

長く同じWi-Fiルーターを使用している場合は、Wi-Fiルーターの買い替えも検討してみましょう。新しいWi-Fiルーターには、Wi-Fiとつながりやすい機能が搭載されていることもあります。

例えば、J:COMの次世代 AI Wi-Fiは、2.4GHz帯と5GHz帯の最適な周波数帯へ自動接続する機能やAIが接続状況に応じて最適な接続をサポートする機能が搭載されています。

主要コースでは無料で次世代 AI Wi-Fiがついてくるので、Wi-Fiルーターとともにインターネット回線の乗り換えも考える方におすすめです。

iPhoneでWi-Fiがつながらない時の
解決策③インターネット回線編

インターネット回線の問題で考えられるのが、通信障害やメンテナンスです。利用しているインターネット回線のウェブサイトを確認し、通信障害やメンテナンスが行われていないかチェックしましょう。

なお、インターネット回線では、「Wi-Fiがつながらない」などネットとつながらない場合のサポートサイトを提供しているところもあります。

例えばJ:COMでは、J:COMにご加入中で通信回線がつながらない方へ向けたサポートサイトを提供しています。iPhoneを利用していてWi-Fiとつながらなくなった時にも、解決策を探すことができ便利です。

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データ容量 1GB 5GB 10GB 20GB
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5GB 10GB 20GB 30GB
月額料金※1 980円
(税込1,078円)
1,480円
(税込1,628円)
1,980円
(税込2,178円)
2,480円
(税込2,728円)

データ盛の対象サービスには、以下のものがあります。

  • テレビ
  • ネット※3
  • 固定電話
  • 電力

例えば、J:COM MOBILE をJ:COM NETとセットで契約すると、iPhoneを上記の表のようなお得な月額料金で利用できます。さらに、J:COM NETの次世代 AI Wi-FiやメッシュWi-Fiなどのサービスを利用でき、快適なWi-Fi環境の構築に役立ちます。

また、J:COM MOBILEはau回線を利用しています。余ったデータ容量の繰り越し※4も可能です。

  • 別途ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料および通話料・SMS通信料などが必要です。
  • データ盛適用で1GBがデータ増量で5GB、5GBがデータ増量で10GB、10GBがデータ増量で20GB、20GBがデータ増量で30GBとなります。適用条件はこちら
  • J:COM WiMAXを含みます。
  • 保有できるデータ量には上限があります。残容量が100GBに達した場合は、データ盛が適用されていても、追加データの付与は行われません。詳しくはこちら

まとめ

iPhoneがWi-Fiとつながらない時は、端末やWi-Fiルーターに問題がないかチェックしてみましょう。

はじめのうちは慣れないかもしれませんが、それぞれの仕組みは難しいものではありません。具体的にトラブルを対処する手順を知っておくと、Wi-Fiとつながらなくなった時に役立ちます。

J:COM MOBILEでは、iPhoneを快適に利用したい方に向けたサービスを提供しています。この機会にぜひJ:COM MOBILEの利用をご検討ください。

  • 「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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  • インボイス制度下における消費税の端数処理方法変更により消費税差額が生じる場合があります。