モデムの交換は無料でできる?具体的なケースや交換の手順を解説!
長年同じインターネット回線を使っていると、モデムの故障や老朽化などが原因で通信が遅くなることもあるため、モデムの交換を考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、モデムを交換したいけど、「どのタイミングで相談すれば良いのか」「交換に費用がかかるのか」など、疑問を抱えている方もいるでしょう。
また、今使っているモデムより高速かつセキュリティ性能の高いモデムがあれば、モデムの交換を機に回線を乗り換えたいと考える方もいると思います。
この記事では、モデムの交換が必要なタイミングや無償交換ができるケース、手順などを解説するほか、おすすめの回線も紹介します。
J:COM NETご利用中の方
お困りごと解決・よくあるご質問はこちら
モデムとは
モデム(Modulator Demodulator)とは、電話回線を利用したADSL回線やケーブルテレビ事業者が提供するCATV回線のアナログ信号とデジタル信号を変換する変換装置のことです。
モデムは、回線から送られてきたアナログ信号をデジタル信号に変換することで、パソコンなどのデバイスをインターネットにつなぐ役割があります。
つまり、ADSL回線やCATV回線を利用して自宅でパソコンなどのデバイスとインターネットをつなぐためには、モデムが必要不可欠ということです。
なお、インターネット関係の接続機器には、ルーターのように自分で準備しなければいけないものもありますが、モデムに関しては事業者から貸し出されます。
モデムとONUは違うものなのか?
ONUは(Optical Network Unit)の略称で、光回線終端装置を意味しています。
前述しているように、モデムはアナログ信号とデジタル信号を変換する装置ですが、ONUは光ファイバーケーブルを通って送られてくる光のデジタル信号を、電気のデジタル信号に変換する装置です。
モデムもONUも役割自体は同じですが、変換する信号の対象が異なることを覚えておきましょう。
なお、光回線を利用してインターネットにつなぐためにはONUが必要不可欠となり、モデムと同様に、ONUに関しても事業者から貸し出されます。
モデム(ONU)の交換が必要なタイミング
モデム(ONU)は事業者から貸し出されますが、電化製品のため、長期にわたって使い続けていると劣化してきます。
一般的にモデムの寿命は10年程度とされており、「モデムの寿命=モデムの交換が必要なタイミング」と考えるのが良いでしょう。
ただし、モデムは事業者から貸し出される機器のため、必ず新品が貸し出されるわけではない点に注意が必要です。
モデムの状態によっては、10年を経過する前に交換が必要になるケースもあるので、覚えておきましょう。
モデム(ONU)はどのような時に
交換が必要?
モデム(ONU)は、故障や老朽化などモデム自体が原因でインターネットの利用に支障が生じている時に交換が必要です。そのため、まずは以下の点を確認しておきましょう。
- モデムの外観に異常が見当たらないか
- インターネットに接続できるか
モデム本体の破損やランプが点灯していないなど、外観に異常がないのにインターネットへの接続ができない、または通信速度が遅く長期間にわたって改善されない場合は、何かしらの理由でモデムに不具合が生じている可能性があります。
モデムの不具合は自分で判断することが難しいです。モデムを一度再起動し、それでも改善されないときは、契約している事業者に問い合わせましょう。
モデム(ONU)が古いという理由で交換はできる?
基本的に故障や老朽化などで、インターネットの接続に影響が生じない限りは交換できないことが多いです。
そのため、単にモデムが古いからという理由で交換するのは難しいと考えておくのが良いでしょう。
通信が遅いという理由でモデム(ONU)の交換はできる?
通信速度が遅いという理由でモデム(ONU)の交換を希望する方もいると思います。この場合は、原因がモデムの故障や老朽化などであれば交換が可能です。
通信速度が遅いと感じた時は、接続機器を再起動すると改善することがあるので、まずは再起動を試してみましょう。
接続機器の再起動手順は、ルーター、モデムの順番で電源を一度オフにして、少し時間をおいてから、モデム、ルーターの順番で再度電源を入れます。
また、再起動する際は、一緒にケーブルの抜けや緩みがないことも確認しておくのがおすすめです。
なお、再起動しても通信速度が改善されない場合は、一度モデムとデバイスで有線接続を試してみてください。有線接続でも改善されない場合は、モデムに問題がある可能性があるため、交換を依頼してみましょう。
モデム(ONU)の交換は無料?
無償交換になる2つのケース
モデム(ONU)は無料で交換が可能です。ただし、いつでも交換できるわけではなく、モデムの無償交換となるケースは、基本的に以下の2つのパターンが一般的なので、覚えておきましょう。
- モデムが故障している場合
- 通信の不具合がモデムに原因がある場合
前述しているように、モデムはインターネットをつなげるために必要不可欠な機器となるため、事業者から貸し出されます。モデムが故障している場合はインターネットにつなぐことができないため、無償での交換が可能です。
また、モデムの老朽化や寿命などにより、通信の不具合がモデムと判断された場合も、一般的には無償で交換してもらえる可能性が高くなります。
なお、モデムに水をこぼした、モデムを移動させる際に落としたなど、モデムの故障や不具合が利用者側の過失によるものと判断された場合は、有料になる可能性があります。
そのほか、事業者によっては、有料でモデムの交換に応じている場合もあるため、有料でもモデムを交換したい方は、一度契約中の事業者に問い合わせしてみると良いでしょう。
モデム(ONU)を交換する方法・流れ
モデム(ONU)を交換する時の基本的な流れは以下です。
- 契約中の事業者に連絡
- モデムの状態を確認
- 配送または訪問による交換
それぞれの手順を詳しく解説します。
① 契約中の事業者に連絡
まずは、契約中の事業者にモデム(ONU)の交換を希望する旨を伝えます。
一般的にはカスタマーセンターが窓口になっているケースが多いです。ただし、事業者によっては故障・トラブルの専用ダイヤルを設けている場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
なお、連絡先がわからない場合は、一度カスタマーセンターに連絡して、事情を説明するのがおすすめです。
② モデムの状態を確認
事業者に連絡後は、担当者によりモデム(ONU)の状態確認が行われます。
前述しているように、モデムの交換は、基本的に故障や老朽化などでインターネットの接続にモデムが影響を与えると判断された場合です。担当者が正確にモデムの状況を判断できるように、現在の状態をできるだけ詳しく伝えるようにしましょう。
担当者がモデムの状態を確認後、モデムに問題があると判断されれば交換が行われます。
③ 配送または訪問による交換
事業者によって異なりますが、モデム(ONU)の交換は、基本的に以下の2パターンがあります。
- 作業員が訪問して交換してくれる場合
- 配送されてくるモデムを自分で交換する場合
基本的には、作業員の訪問による交換が多いですが、日程調整ができないなどで作業員の訪問が難しい時は、自分で交換する旨を問い合わせの時点で伝えれば、配送による交換に対応してくれる場合があります。
ただし、モデムはあくまでも事業者からのレンタル機器のため、自分で交換する場合は取り外した古いモデムの返却が必要となる点に注意しましょう。
訪問の場合は作業員が交換したモデムを持ち帰ってくれますが、自分で交換する場合は指定された方法で返却しなければいけないため、忘れずにモデムを返却してください。
もしも、モデムの交換に関する疑問がある場合は、問い合わせした時に、一緒に確認しておくのがおすすめです。
なお、モデムによっては、ルーター機能が備わっている場合があります。一般的にホームゲートウェイと呼ばれる機器ですが、ホームゲートウェイを交換する場合は、交換に伴いWi-Fiの接続設定なども必要となるので、覚えておきましょう。
快適なインターネット環境を整えたい方にはJ:COM「次世代AI Wi-Fi」がおすすめ
モデムの交換が必要な場合は、長期間同じインターネット回線を使っている可能性が高いため、回線の見直しを行うタイミングとしても最適です。
インターネット回線は、なかなか見直す機会がないため、一度回線の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
J:COMなら超速ネット「次世代AI Wi-Fi」が利用できます。AI機能搭載により、Wi-Fiの混雑を自動で回避してくれるため、安定した通信が可能になるほか、過去の利用状況から最適な接続を行うように学習して、使えば使うほど快適なインターネット環境を整えられます。
また、J:COM NETの1Gコースは、最初の3カ月、月額0円※1からスタートできるため、費用面も安心です。
さらに、インターネット回線を新規で契約する場合は、回線が開通するまで1カ月程度かかるのが一般的ですが、J:COMなら最短4日※2で利用開始できます。
なお、2024年12月1日(日)~2024年5月31日(土)の期間限定で「J:COMネット 最強★ヤング割」を実施中です。26歳以下の方を対象としたお得なキャンペーンです。
モデムの交換を機に回線の見直しを考えている方は、ぜひJ:COMのインターネットをご検討ください。
- 集合住宅の場合。WEB限定スタート割適用、4カ月目以降5,280円/月~。2年契約、自動更新。途中解約は解除料要。
- お住まいの建物、ご契約内容によりご利用いただけない場合があります。詳しくはお問い合わせください。
- 当社ヤング割史上割引サービスが最多。
まとめ
モデム(ONU)はインターネットをつなぐために必要不可欠な機器です。
一般的には10年程度が寿命とされており、寿命を迎えるタイミングがモデムの交換するタイミングになりますが、モデムに問題がなければ交換できないケースもあります。
ただし、モデムの故障や老朽化が原因の場合は、無償交換ができるため、「通信速度が遅くなった」「インターネットがつながらない」という方は、まずモデムの状態を確認してみましょう。
また、モデムを交換する際は、一度回線も見直してみるのがおすすめです。J:COMなら超速ネット「次世代AI Wi-Fi」で快適なインターネット環境を整えられます。
回線の見直しを考えている方は、ぜひJ:COMのインターネットをご検討ください。
「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
関連コラム
光回線の電話サービスとは?
ひかり電話との違いや利用するメリットも解説
Wi-Fiルーターの寿命とは?
買い替えのタイミングや選ぶポイントを解説
光回線の4種類の特徴とは?
メリットやデメリットなど違いをわかりやすく解説
光回線がつながらない時の対処法は?
焦らず試したい対処法を原因別に解説!
ゲームは光回線でもっと快適に!
必要な速度の目安や通信環境作りのポイントを紹介
光回線のルーターを接続して配線する方法は?
スマホやパソコンの接続設定も紹介
J:COM NETの評判は?
通信速度や料金、割引、オプションについての利用者の声を紹介!
ONU(光回線終端装置)とは?
モデム、ルーター、ホームゲートウェイとの違いを解説
テレビをインターネットに接続すると何ができる?
設定できない時の対処法を紹介
Wi-Fiの通信速度を上げる8つの方法!
ルーターの設置場所から設定まで徹底解説
パソコンがWi-Fiにつながらない原因と
簡単に試せる対処法6選
大阪でおすすめの光回線は?
ネット回線を選ぶ時のポイントや申し込み方法、注意点も解説
戸建てタイプの光回線とは?
マンションタイプとの違いや選び方を解説
通信速度が遅い時の10の対処法!
考えられる原因と速度の測定方法も紹介
光回線の乗り換え方法を紹介!
その手順や開通までの期間、注意点をわかりやすく解説
通信速度の目安とは?
基礎知識や測定方法、ゲームに影響するping値も紹介!
光回線の速度はどれぐらい?
平均的な速度や今すぐできる測定方法を紹介
一人暮らしのWi-Fiの選び方とは?
種類や事前に知っておきたいポイントも紹介
引越し時のインターネットの準備はどうしたら良い?
ポイントや手続きを解説
光回線の配線に必要な光コンセントとは?
種類や設置場所についても解説
Wi-Fiのパスワードを確認するための4つの方法!
わからない時の対応方法を解説
Wi-Fiの周波数2.4GHzと5GHzは何が違う?
使い分けや切り替え方法を解説
公開日:2023年10月31日
Wi-Fiの周波数の2.4GHzと5GHzはそれぞれに特徴があり、強みと弱点が異なります。2.4GHzは障害物に強く、遠くまで届きます。5GHzは電波干渉が起…
続きを読む引越しの時に光回線の手続きは何をすれば良い?
継続、乗り換えの手順と注意点を解説
自分が契約しているプロバイダを確認する5つの方法!
おすすめのネット回線も紹介
賃貸マンションで光回線を利用するには?
工事が不要になる設備状況についても解説
プロバイダの乗り換えの手順を3ステップで解説!
メリットや注意点もまとめて紹介
Wi-Fiマークの種類と意味は?
異常を知らせる表示が出た時の原因と対策を紹介
光回線の工事は何をする?
工事費用・完了までの期間・注意点をわかりやすく解説
メッシュWi-Fiのメリット・デメリットとは?
初心者向けに選び方もあわせて解説
モデムとは?ルーターやONUとどう違う?
Wi-Fiを選ぶ時のポイントとともに解説
プロバイダとは?基礎知識や選び方、
インターネット利用時の注意点をわかりやすく解説
光回線とは?
メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
インターネットの始め方と注意点を初心者向けにかんたん解説
Wi-Fiがつながらない時に試したい6つの対処方法を紹介!原因についても解説
Wi-Fiとは?
使うメリットや注意点、ルーターの選び方も解説
インターネットの通信速度とは?
単位や速度の目安、測定方法を紹介
- J:COM トップ
- サービス紹介
- J:COM NET
- J:COM NETのお役立ちコラム
- モデムの交換は無料でできる?具体的なケースや交換の手順を解説!