Wi-Fi(WiFi)ルーターの寿命とは?
買い替えのタイミングや選ぶポイントを解説

公開日:2024年8月30日
更新日:2026年1月13日

インターネット速度の低下や、Wi-Fi接続の不安定さに悩んでいませんか?

上記の問題は、Wi-Fiルーターの寿命が原因かもしれません。寿命を迎えたルーターを使い続けていると、さまざまな不具合が発生する場合があります。

この記事では、通信機器の寿命や買い替えのタイミングに関して詳しく解説します。最適なルーターを選ぶ際のポイントも紹介するので、Wi-Fiルーターの買い替えを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

通信機器の寿命

Wi-Fi接続に必要な通信機器に寿命が近づくと、Wi-Fiが不安定になる、インターネット速度が遅くなるなどの症状が見られることがあります。上記のトラブルが頻繁に起こる場合には、通信機器が寿命を迎えていると考えられます。

通信機器が寿命を迎える年数の目安は、以下のとおりです。

  • Wi-Fiルーター本体の寿命は4~5年
  • 通信規格の寿命は2~6年
  • セキュリティ面の寿命は2~5年

それぞれ以下で詳しく解説するので、使用中のルーターの寿命を判断する際の参考にしてください。

以下の記事では、インターネットを利用する際に必要なモデムに関して解説しています。

モデムの交換は無料でできる?具体的なケースや交換の手順を解説!

Wi-Fiルーター本体の寿命【4~5年】

Wi-Fiルーターの本体の寿命は、メーカーが明確に定めているわけではありませんが、4~5年が一般的です。

5年を超えたルーターも使用できますが、長年の使用により内部が劣化し、不具合が発生しやすくなります。また、使用頻度や環境によっては、通常より寿命が短くなることもあります。

ルーターに負荷がかかりやすいケースは、以下のとおりです。

  • 多くのデバイスを同時に接続している
  • ホコリの多い場所や高温な環境で使用している

できるだけ長く使用するためには、Wi-Fiルーターの定期的なメンテナンスや、適切な環境での使用が大切です。

通信規格の寿命【2~6年】

通信規格の寿命は約2~6年とされています。通信規格とは、異なる機器同士で共通の手順により通信できるルールのようなものです。

通信規格にはいくつかの種類があり、規格ごとに最大通信速度や利用できる周波数帯に違いがあります。そのため、選択する規格によってインターネット速度に差が生じます。

以下の表で、Wi-Fiの通信規格をまとめました。

名称 規格名 最大通信速度 周波数
Wi-Fi 7 IEEE 802.11be 46Gbps 2.4GHz/5GHz/6GHz
Wi-Fi 6E IEEE 802.11ax 9.6Gbps 2.4GHz/5GHz/6GHz
Wi-Fi 6 IEEE 802.11ax 9.6Gbps 2.4GHz/5GHz
Wi-Fi 5 IEEE 802.11ac 6.9Gbps 5GHz
Wi-Fi 4 IEEE 802.11n 600Mbps 2.4GHz/5GHz
IEEE 802.11g 54Mbps 2.4GHz
IEEE 802.11b 11Mbps 2.4GHz
IEEE 802.11a 54Mbps 5GHz

高速なインターネット環境を実現したいと考えているなら、新しい通信規格に対応したWi-Fiルーターへの買い替えを検討しましょう。

セキュリティ面の寿命【2~5年】

セキュリティ面の寿命は2~5年が目安です。

Wi-Fiルーターは、不正なアクセスを防ぐために通信が暗号化されており、暗号方式は日々進化しています。そのため、古い暗号方式のままでは、最新のサイバー攻撃に対応できず不正アクセスのリスクが高まります。

一般的に暗号方式は2~5年で更新されており、セキュリティ面でのリスクを軽減するためにも、定期的にルーターを買い替えることが重要です。

例えば、セキュリティが脆弱だと、Wi-Fiの乗っ取りやハッキングなどの被害に遭う可能性があります。

したがって、最新のセキュリティ機能を搭載したルーターを使用すれば、より安全にインターネットを利用できます。

Wi-Fiルーターの寿命の症状と
買い替えのタイミング

Wi-Fiルーターが寿命を迎えていると考えられる場合には、以下のような症状が見られます。

  • インターネット速度の低下
  • Wi-Fi接続が不安定
  • Wi-Fiルーターの電源が入らない

上記の症状を早期に見極めることで、適切なタイミングでの買い替えが可能となるでしょう。

インターネット速度の低下

Wi-Fiルーターの寿命が近づいた場合に現れる症状の1つが、インターネット速度の低下です。

具体的には、以下のような症状が現れることがあります。

  • ウェブページの読み込みが遅い
  • ファイルのダウンロードに時間がかかる
  • オンラインゲームの操作にラグが生じる

上記のようなサインのほか、「いつもよりなんとなく通信が遅い」と感じる場合、Wi-Fiルーター本体や使用中の通信規格が劣化している可能性があるため、買い替えを視野に入れましょう。

ただし、一時的な速度低下も考えられるので、数日様子を見るのがおすすめです。

参考までに、快適にインターネットを利用するための速度の目安を以下にまとめました。

利用用途 速度の目安
動画視聴 下り3Mbps~25Mbps
ウェブ会議 上り下り10Mbps
メールの送受信・SNS 上り下り1Mbps

以下の記事では、光回線の速度の目安や測定方法を詳しく解説しています。

光回線の速度はどれぐらい?平均的な速度や今すぐできる測定方法を紹介

Wi-Fi接続が不安定

Wi-Fi接続が頻繁に途切れる、いつもよりつながりにくいと感じるなどの場合、ルーターの寿命が原因かもしれません。

具体的には、以下のような症状が見られることがあります。

  • 特定の場所や時間帯に接続がつながりにくくなる
  • インターネット接続に失敗する
  • 会議や動画の視聴中に接続が途切れる

上記の場合には、まずはルーターの再起動やケーブルの劣化を確認しましょう。

一時的な不具合の可能性もあるため、数日様子を見て判断してください。何日か経過しても改善しない場合には、Wi-Fiルーターの寿命の可能性が高いため、買い替えを検討しましょう。

Wi-Fiルーターの電源が入らない

ルーターの電源が入らない、またはバッテリーの持ちが悪くなった場合、経年劣化によって寿命を迎えている可能性があります。

電源が入らない場合、まずは電源コードがきちんと接続されているかを確認してください。コードが正しく接続されているにもかかわらず電源が入らない場合は、修理や買い替えを検討するのが良いでしょう。

また、バッテリーの持ちが悪い場合には、バッテリーの交換もしくはルーターの買い替えをおすすめします。

修理や交換を行う場合は、メーカーへのウェブ申し込み、もしくはメールや電話で問い合わせてみてください。

Wi-Fiに不具合が生じた時に試したい
対処法

Wi-Fiがつながらない原因は、Wi-Fiルーターの寿命だけではありません。一時的な不具合や家電の電波干渉、デバイス側の問題などさまざまな要因があります。

以下では、Wi-Fi接続ができない場合に試したい3つの対処法を紹介します。

また、Wi-Fiにつながらない時の原因や対処法に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。

Wi-Fiがつながらない時に試したい6つの対処方法を紹介!原因についても解説

Wi-Fiルーターを再起動する

Wi-Fiがつながらない時にまず試したいのは、Wi-Fiルーターの再起動です。

再起動にはルーターの放熱、蓄積されたアクセスログのクリアなどの効果があり、一時的な問題が解消される可能性があります。

なおWi-Fiルーターの再起動の際は、まずルーターの電源を切り、数分置いてから再度電源を入れてください。電源ボタンがない場合は、コンセントを抜いてしばらく待って電源を入れましょう。

ソフトウェアを更新する

ルーターのソフトウェアの更新も、Wi-Fi接続が上手くいかない時に試したい対策の1つです。

ソフトウェアが古くなると、インターネット接続が遅くなったり、セキュリティに問題が生じたりする場合があります。したがって、定期的なソフトウェアの更新が重要です。

なお、ソフトウェアの更新は機種により異なりますが、ルーターの管理画面で行うのが一般的です。

詳しくは、ご使用中のWi-Fiルーターのメーカーの公式サイトや取扱説明書で確認してください。

接続台数を減らす

一度に多くのデバイスを接続していると、Wi-Fi接続が不安定になるケースがあるため、接続台数を減らすのも1つの手段です。

ルーターの同時接続できる台数には限りがあり、接続する台数が多いほどWi-Fiのパフォーマンスが低下します。そのため、できるだけ不要な端末の接続を控えるようにしましょう。

なお、接続台数の確認は、ルーターの設定画面で確認できます。また、ルーター本体の画面やシール、取扱説明書にも記載されています。

上記を試してWi-Fi接続が快適に行える場合、ルーターの寿命が原因ではない可能性が高いでしょう。

Wi-Fiルーターを買い替える際の
4つのチェックポイント

Wi-Fiルーターの買い替え時には、以下の4つのポイントを確認してください。

  1. 間取り・部屋の広さ
  2. 同時接続が可能な台数
  3. 通信速度・通信規格
  4. 付加機能

上記を押さえておけば、最適なルーターを見つけられるでしょう。

①間取り・部屋の広さ

Wi-Fiルーターを選ぶ際には、住居の間取りや部屋の広さを考慮する必要があります。

例えば2階建ての住居では、Wi-Fiルーター本体だけでは電波が届きにくい場所が発生する可能性があります。そのため、中継器やメッシュWi-Fiシステムの導入が有効です。

メッシュWi-Fiを利用すると、メインのルーターとサテライトルーターが連携してネットワークを構築し、広範囲で安定したWi-Fi接続ができます。

一方、ワンフロアのオフィスやアパートでは、比較的安価なルーターでも対応できる場合があります。ただし、製品によって推奨されている環境が異なるため、事前の確認が大切です。

メッシュWi-Fiのメリット・デメリットや選び方に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

メッシュWi-Fiのメリット・デメリットとは?初心者向けに選び方もあわせて解説

②同時接続が可能な台数

同時に接続できるデバイス数のチェックも、Wi-Fiルーターの選定の際に重要です。

なぜなら製品ごとに接続可能な台数は異なり、上限を超えるとWi-Fiが不安定になったり、速度が遅くなったりする場合があるからです。

例えば、多くのデバイスを同時に接続するなら、高性能なWi-Fiルーターを選ぶと良いでしょう。

また、将来的にデバイスが増加する見込みがあるなら、接続可能な台数に余裕がある機種を選ぶことをおすすめします。

③通信速度・通信規格

Wi-Fiルーターの買い替え時には、通信速度や対応する通信規格もチェックしましょう。

ルーターの通信規格や最大通信速度は、製品を紹介するサイトや商品パッケージに記載されています。

Wi-Fiルーターの通信速度は主にアンテナの数と通信規格で決まるため、速度を重視する場合は上記の2点の確認が大切です。

また通信速度に影響を及ぼす通信規格は「Wi-Fi6」「Wi-Fi6E」、そして2024年に認可された「Wi-Fi7」を選ぶと、高速かつ安定した接続が可能になります。

④付加機能

Wi-Fiルーターに付いている便利な機能も、チェックしておきましょう。

具体的には、以下のような付加機能がついている機種を選ぶのがおすすめです。

  • ビームフォーミング
  • MU-MIMO
  • バンドステアリング

ビームフォーミングは、Wi-Fiルーターが特定のデバイスに向けて電波を飛ばす技術です。通常、Wi-Fiルーターは全方向に電波を飛ばしますが、ビームフォーミングを使用すると安定した接続が可能になります。

MU-MIMOは、複数のデバイスが同時にデータを送受信できる機能です。ネットワークの遅延が少なくなり、通信速度の向上が期待できます。

バンドステアリングは、デバイスを最適な周波数帯に自動的に切り替える機能です。混雑した帯域から別の帯域に自動接続されるため、快適なインターネットが可能です。

Wi-Fiルーターの買い替えを検討しているならJ:COMの「Wi-Fi 7対応の次世代 AI Wi-Fi」がおすすめ

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コース 1G 10G
月額利用料金(2年契約) 月額5,610円(税込) 月額6,160円(税込)
割引適用(6カ月)※1 月額3,333円(税込)
キャッシュバックによる実質月額(6カ月)※2 0円
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  • ウイルスやスパイウェアのスキャン・駆除
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  • McAfee、マカフィー、およびMcAfeeのロゴは、米国法人McAfee, LLCまたはその米国およびそのほかの国の子会社の商標または登録商標です。そのほかの商標やブランドはそれぞれほかの者に権利が帰属していると主張される場合があります。

なお、利用可能なコース(光1G/10G)はエリアや物件により異なります。お住まいのエリア・住居タイプで利用可能なコースは料金シミュレーションをご確認ください。

まとめ

Wi-Fiルーターには、本体や通信規格、セキュリティ面それぞれに寿命があります。

寿命により、インターネット速度の低下・接続の不安定化などの症状が現れた場合は、上記で紹介した対処法を試してみましょう。Wi-Fiルーターの再起動、ソフトウェアの更新などを行っても改善しない場合は、Wi-Fiルーターの買い替えを検討してください。

新しいルーターを選ぶ際は、間取りや同時接続台数などの要素を考慮して最適な1台を選ぶと、快適なインターネット環境が実現できるでしょう。

なお、J:COMでは「Wi-Fi 7対応の次世代 AI Wi-Fi」がJ:COM 光の1G・10Gコースに含まれているため、ぜひこの機会にご契約を検討してみてください。

「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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