パソコンがWi-Fiにつながらない原因と簡単に試せる対処法6選
パソコンがWi-Fiにつながらず、原因を探している方もいるかもしれません。いざ使いたい時にWi-Fiがつながらないとストレスを感じることもあるでしょう。
Wi-Fiにつながらない時は、機器の不具合やWi-Fi環境の問題などさまざまな原因が考えられます。原因がわからない時は、基本的な対処法にひとつずつあたっていきましょう。
この記事では、パソコンがWi-Fiにつながらない原因と簡単に試せる対処法6選を紹介します。
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パソコンがWi-Fiにつながらない時の原因
パソコンがWi-Fiにつながらない時は、以下のような原因が考えられます。
- パソコンの通信設定の問題
- パソコンやルーターの一時的な不具合
- 自宅のWi-Fi環境の問題
- ファイアウォールによる接続の遮断
- ドライバーの不具合
通信設定の問題、パソコンやルーターの不具合、自宅のWi-Fi環境の問題など、パソコンがWi-Fiにつながらない原因はさまざまです。
Wi-Fiや機内モードの設定を見直す、機器の再起動やファームウェアの更新で不具合の解消を試みる、ファイアウォールの無効化やドライバーの再インストールを行うなど対処法も幅広く試してみる必要があります。
原因が特定しきれない場合は、以下で紹介する対処法をひとつずつ試してみてください。
また繋がらない原因がWi-Fiにある場合、以下の記事にて対処法を詳しく紹介していますので、参考にしてください。
パソコンがWi-Fiにつながらない時の
対処法6選
パソコンがWi-Fiにつながらない時に実践したい対処法としては、以下の6つが挙げられます。
- Wi-Fiと機内モードの設定を再確認する
- パソコンやルーターの再起動を試す
- ルーターの設置場所を確認する
- ファイアウォールを無効化する
- ルーターのファームウェアを更新する
- ネットワークアダプターのドライバーを再インストールする
①②③が基本的な対処法となるので、まずはこの3つの対処法から試してみてください。なお、④⑤⑥は少なからず不具合の原因になる可能性があるため、詳細については事前にメーカーにご確認ください。
それぞれの対処法について詳しく説明します。
①Wi-Fiと機内モードの設定を再確認する
Wi-Fiがオフ、機内モードがオンなど、パソコンがWi-Fiに接続できない通信設定になっていないか確認してみましょう。
Windows 11のWi-Fi設定・機内モード設定は、デスクトップ右下の通知領域にあるネットワークのアイコンをクリックすると確認できます。Wi-Fiがオン、機内モードがオフになっていることを確認してみてください。
また、Wi-Fiをオフ⇒オンにして再接続することで安定してWi-Fiに接続できるようになることもあるので、合わせて試してみましょう。
②パソコンやルーターの再起動を試す
パソコンやルーターの一時的な不具合でWi-Fiが接続できない状態になっている場合は、再起動で状態をリセットすることで改善できる可能性があります。機器に熱が溜まっている場合は、しばらく電源オフで時間をおいてから再度起動させましょう。
電源オフでケーブルをすべて取り外して、電源ボタンを5回程度押した上で、1時間程度そのまま放置して放電させます。ノートパソコンの場合は、ケーブルだけでなく、取り外せる場合はバッテリーも取り外して放電させてください。
③ルーターの設置場所を確認する
ルーターの設置場所が遠い、障害物があるなどで電波が届きづらいために、Wi-Fiがつながらない可能性が考えられます。
テレビの裏、棚の中、部屋の四隅など、障害物が多い場所を避けてルーターを設置しましょう。水の入ったものや金属製のものはWi-Fiの電波を吸収する性質があるので特に注意してください。
理想的には1～2mほどの高さをつけて、部屋の中央付近に設置すると電波が届きやすくなります。
④ファイアウォールを無効化する
Windowsの「ファイアウォール」というセキュリティ機能で通信が遮断されている可能性もあります。ファイアウォールを無効化して、通信が使えるか試してみてください。
Windows 11でファイアウォールを無効化する手順は以下のとおりです。
- Windowsロゴの「スタート」ボタンを開く
- 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「Windows セキュリティ」>「ファイアウォールとネットワーク保護」の順に選択
- メイン ネットワーク、プライベート ネットワーク 、パブリック ネットワークのそれぞれで「Microsoft Defender ファイアウォール」をオフにしてWi-Fiがつながるか確認してみる
なお、ファイアウォールの無効化は、不正アクセスやマルウェア感染のリスクがあります。ファイアウォールが原因であるかが確認できた後は、「Microsoft Defender ファイアウォール」をオンに戻して、再び有効化することを忘れないようにしてください。
⑤ルーターのファームウェアを更新する
ルーターのファームウェアは、本体を制御するためのソフトウェアで機能の追加や不具合の改善のためにアップデートが配信されることがあります。
ルーターのファームウェアの更新がある場合は、更新を実行することで不具合が改善できる可能性があります。ルーターのファームウェアの更新方法は取扱説明書やメーカーの公式サイトで確認をしてみてください。
⑥ネットワークアダプターのドライバーを再インストールする
接続を制御するソフトウェアである「ネットワークアダプター」を再インストールすることで、Wi-Fiの接続が改善できることがあります。
Windows 11では、以下の手順でネットワークアダプターを再インストールできます。
- Windowsロゴの「スタート」ボタンを開く
- 「デバイス マネージャー」を入力して検索し、デバイス マネージャーを選択
- 該当するネットワークアダプターの上で右クリック（使用している製品によってドライバーの名称は異なります）
- 表示された一覧から「デバイスのアンインストール」をクリック
- パソコンを再起動するとドライバーが再インストールされます
どうしてもつながらない場合は
パソコンやルーターの故障の可能性も
一通りの対処法を試してみてもWi-Fiの接続状況が改善されない場合は、パソコンやルーターの故障も疑われます。
故障の可能性があり、修理を検討したい場合には、パソコンやルーターのメーカーや購入した販売店に問い合わせをして相談をしてみてください。
なお、故障が高額になる場合や機器自体がかなり古くなっている場合には、修理と合わせて買い替えも選択肢です。予算や使用年数も加味して、修理にするか買い替えにするか検討してみてください。
また、プロバイダやモデムを変えることで通信環境が改善されることもあります。以下の記事にて、交換や乗り換えの手順について詳しく説明しています。
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まとめ
パソコンがWi-Fiにつながらない時は、Wi-Fiの設定の確認、機器の再起動、Wi-Fi環境の見直し、ファイアウォールの無効化、ファームウェアの更新、ドライバーの再インストールなどが対処法です。
どうしてもつながらない時は、パソコンやルーターの故障の可能性もあり、修理や買い替えも含めて検討が必要になります。
ぜひ対処法を実践してWi-Fiがつながらない原因を解消していきましょう。
「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
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